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クレジットカードのICチップ決済が進まない日本

クレジットカードには磁気ストライプがついていて、レジでクレジットカードをスライドさせて決済する方法が一般的です。しかしこの磁気ストライプは情報を盗み取ることが簡単で、それが原因でスキミングの被害が増えていました。

そこで最近のクレジットカードにはほぼすべてICチップが搭載されていて、これを読み込んで決済をする手法が世界的に主流になりつつあります。しかし日本では未だに磁気ストライプを読み取ったレジばかり。

これを日本政府が2020年3月までにICチップ決済の端末に切り替えていくことを目標に掲げていますが、実際店舗側は対応する気はまだないといいます。

レジが多すぎて一気に変えられない

コンビニ各社はICチップ決済の端末に切り替えていく予定とのことです。

という感じで、それぞれの対応が異なっています。というのも、店舗数が多すぎるコンビニなどではレジ端末の数が尋常じゃないため、これをすべてICチップ対応の端末に切り替える、もしくは増設するとなると様々な負担が大きすぎるのです。

さらには2019年の消費税増税に関して様々な対応をするため、ICチップの決済システムについては後回しになっているようです。

世界のICチップ化

日本ではICチップ化は20%ほど対応しているとのこと。マクドナルドがクレジットカード決済に対応した際はすべてがICチップによる決済端末となり、自分で挿入口にカードのICチップを入れて決済するタイプになっているため、新規にこの端末を追加するだけで完了しています。

それでは海外のICチップ化を見てみると何と欧州では100%に達しているといいます。実際にアメリカでもほとんどのレジでICチップの挿入端末が整備され、磁気ストライプでの決済はほぼありません。

クレジットカード会社も更新期限になっていないにも関わらず、ICチップ付きのクレジットカードを発送して切り替えてらっているので、全世界でクレジットカードにICチップがないものを使用している人はかなり少なくなっています。

そのため、レジでICチップがないクレジットカードを持っている人が少なく、すでにスライドさせて磁気ストライプを読む行為自体が少なくなっているのが欧米の状況です。

またアジア諸国でも現金決済はどんどん減少し、中国ではほぼキャッシュレス社会になっていますし東南アジアのシンガポールやマレーシアなども磁気ストライプではなくICチップによる決済がどんどん進んでいます。また同時に現金決済が不要な場面が多くなりセキュリティの高いICチップで電子送金が増えています。

日本ではクレジットカードのICチップ可が進むのか

現状を見ると、東京オリンピックまでに切り替えていくのは難しそうです。増税のタイミング等があり、システム側なども大変そうです。

しかし磁気ストライプを未だに使っている事自体が10年近く遅れた手法なためセキュリティを考えてすぐにでもICチップによるセキュリティの高い決済に移行すべきでしょう。今後東京オリンピックまでにICチップ対応が進まないと、磁気ストライプによるスキミング被害大国となることが容易に想像できます。

ちなみに日本のスキミング被害額は年間20億円以上です。そして減ることはなく増加の一途を辿っています。

新規にクレジットカード決済に対応するキャッシュオンリーだった店舗では新規端末を追加すればよいので、顧客利便性も高まって良いことが多いはずです。早めにクレジットカード決済及びICチップ化の対応をしてほしいものですね。

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